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活動報告

リターナブルびん普及プロジェクト
「リユースびん集まれ!」関西集会 開催
<びん再使用ネットワーク>

開催概要

開 催 日 2009年11月7日
場 所 大阪府立労働センター(エルおおさか)
参加者数 92名(NPOメンバー、学生、びんネット会員生協組合員、事業者、報道ほか)

【 開催趣旨 】

リターナブルびん普及プロジェクトで作成した普及ツール類を紹介するとともに、関西で取り組まれている様々なリユースの事例報告を行い、「社会的に激減しているこの仕組みを再生させるために必要なことは何か」について新しい視点を取り込みながら参加者が一緒に考える契機とする。

会場風景
会場風景
会場風景

【 リターナブルびん普及プロジェクトとは 】

※びん再使用ネットワークが、環境活動に取り組む学生やごみ問題の解決をめざす市民団体、関連する事業者と共に、2008年に立ち上げたプロジェクトのこと。メンバーは以下の団体から(どちらかといえば)個人の立場で参加。

○市民団体

Rびんプロジェクト、拡大生産者責任とデポジット制度の実現をめざす全国ネットワーク、てtoて倶楽部、まちだRびんの普及・拡大を進める会、なごや環境大学循環型社会推進チームリユースびんプロジェクト、容器包装の3Rを進める全国ネットワーク

○学生

千葉大学ISO学生委員会、大阪教育大学、奈良県立大学、名古屋大学

○事業者

日本ガラスびん協会、ガラスびんリサイクル促進協議会、全国びん商連合会、潟Gリックス、潟gベ商事、東洋ガラス(株)ほか


開催内容紹介

リユース取組報告

1. 「茶びん」の取り組み /NPO法人木野環境 斉藤友宣氏
2. ガラスびんの洗浄 /(株)吉川商店 代表取締役 吉川康彦氏
3. イベントなどでの食器のリユース /NPO法人地球環境デザイン研究所ecotone 太田航平氏
4. 大学祭の模擬店で食器のリユース /エコリーグ立命館大学理工学部 平野亮介氏
5. プリンカップのりユース /NPO法人ワンディッシュエイド協会食器リサイクルの会 代表 樽井雅美氏
6. Rびんの取り組み /生協連合会きらり
7. 九州での焼酎びんリユースの取り組み /水俣市福祉環境部環境対策課環境衛生係 主査 岡本恵介氏
8. 地サイダーの取り組み /(社)全国清涼飲料工業会 専務理事 公文正人氏
9. 活動報告 /びん再使用ネットワーク事務局

エココント
エココント

中段のお楽しみイベントとして、報告にあった「プリンカップ」や「リユースびん入ウーロン茶」の試飲、若者二人組による“エココント”の上演もあるなど、楽しく賑やかに行いました。また、地元選出の国会議員や府議会議員の途中参加もあり、情報の共有化につながりました。

後段の意見交換会では、まずびん再使用ネットワークが学生や市民団体と共に開発した「Rドロップス」の話題提供を行い、その後、参加者相互に忌憚の無い、活発な意見効果を行いました。


まとめ

会場からの意見
会場からの意見

展示サンプル
展示サンプル

集会は当初想定より多くの参加者が集まり、様々なリユースの取組みやその問題点が語られ、到達点、問題点、課題が網羅されるなど、概ね成功裏に終えることができました。参加者からは、『身近な事柄での取組みが報告され、市民にとって参考になった』との声も寄せられました。ただし発表の数が多かったため、討議の時間が十分に取れなかったことは反省点でした。

今後は、びんリユースの連携を復興するため、製品製造者、流通業者、消費者、びん洗浄会社、行政などがそれぞれの役割を共通の目標、共通の基盤の下、一歩進めることが必要であることが共有化されました。

びん再使用ネットワークとしては、継続的にこのような会合を開催し、取組みの進捗を相互に確認してゆきたいと思います。