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活動報告

新宿生まれのアトムが人間と環境を守る 

<新宿区商店会連合会>

新宿で生まれた、鉄腕アトムのリターナブルびん

 すっきり爽やかな、すだち味のサイダー。その名も「十万馬力新宿サイダー」。新宿区内の酒販店やレストランなどで販売している、リターナブルびん入り商品です。開発したのは新宿区商店会連合会。内容量220ml、価格150円で、びん本体には手塚プロダクション制作の「空を飛ぶアトム」が描かれています。発売当初から人気が高く、海外からも問い合わせがあるとのこと。この“アトムの空きびん”を販売店に返却すると地域通貨「アトム通貨」50馬力(50円相当)と交換でき、同区内加盟店で利用できます。

  アトム通貨は、マンガ「鉄腕アトム」の中で、2003年4月に高田馬場でアトムが誕生したことにちなみ、その1年後の2004年に早稲田・高田馬場で生まれた地域通貨。2009年以降は流通エリアを広げ、北は札幌から南は沖縄・八重山諸島まで10の支部で展開されています。空きびんを循環させる習慣がなくなってしまった現在、人間を守るために活躍した鉄腕アトムに、リターナブルびんの良さを呼びかけてもらおうという想いがこもっています。



新宿サイダー

新宿サイダー

アトム通貨
アトム通貨




RドロップスUとのコラボで新たな手ごたえ

 十万馬力新宿サイダーの開発は、「平成23年度環境省びんリユースシステム構築に向けた実証事業」で採択された4事業のうちの一つ。びん再使用ネットワークが環境省からの助成を受け、本事業が始まりました。同ネットワークが開発を進めてきた新しいリターナブルびん「RドロップスU」とアトム通貨がコラボして誕生した十万馬力新宿サイダーは、地域商店会が新たにリユース商品を開発し、環境保全と地域の活性化をめざす一石二鳥の取り組みです。
 びん洗浄・中身充填を担当するのは東京飲料(資)。サイダーを飲んだお客様の評価は総じて高く、今までの商品とは違う、新しい手ごたえがあったとのこと。びんリユースの未来に向けた新たな可能性が感じられたようです。
POPによるPR
POPによるPR




話題性は十分。今後の展開に期待。

 発売当初から問い合わせが多数寄せられたこのサイダーは、酒販店や飲食店だけでなく、都庁の博品館からも「販売したい」という要望がありました。しかし、肝心なびんの返却率は18%(2月21日現在)と、想定よりも低くなっています。原因は、その“人気の高さ”にあるようで、消費者には“持っておきたいびん”になっているようです。「鉄腕アトムの話題性はありましたが、それが逆に痛し返しな部分にもなってます。だからまずは利用者全体に行きわたらないと戻ってこないかもしれません。」という、事務局長の佐藤氏。もっと多くの方にこの商品を知っていただきたいとのことです。
  今後の展開に向けて、利用量の多い飲食店の比率を伸ばしたいという佐藤氏。確実にびんが回収できる飲食店の使用店舗を増やすため、さまざまな店舗に営業をかけているそうです。また、まだサイダーを知らない層へのPRとして地元のイベントにも積極的に参加。東京マラソン2012オフィシャルイベントにも出品しました。

  「始めた以上は続けていきたい。びんを利用してくれるお客様がいることもわかったので、そこを大事にしていきたいですね。」と、佐藤氏。環境と経済が両立した新しい可能性に期待します。
事務局長 佐藤氏
事務局長 佐藤氏
東京マラソン2012
オフィシャルイベントに出展


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